厚生労働省老健局
委託事業
Case:350
移乗時の立位保持の位置がグリップに近すぎ、支持基底面が狭くなり、後方重心になったため後方へ転倒しそうになった。
立位機能の低下した要介護者の場合、グリップとの位置関係で、支持基底面の広さが変わり、立位の安定性が変化します。移乗先のポータブルトイレや車いすの位置が近すぎると、両足の間隔が狭くなったり、グリップ寄りになり、不安定になりやすいです。適切な移乗空間を確保できるよう、車いすやポータブルトイレを置く位置は、介護者がわかりやすいようにマーキングしておきましょう。
人:立位機能が低下していた
人:グリップに接近しすぎて支持基底面が狭くなった
モノ:移乗先の車いすやポータブルトイレの位置が前方すぎた
環境:移乗時の足元スペースがせまくなっていた
管理:マーキングできていなかった
※A4サイズで収まるPDFファイルが作成されます。