厚生労働省老健局
委託事業
Case:340
寝室内の移動に床置き形手すりを使用していたが、家族が定位置から移動させていたため、夜間にトイレへ行く際、手すりをつかみ損ねて転倒しそうになった。
寝室や居室を利用者だけでなく、家族も共有する場合、床置き手すりやポータブルトイレ等、設置した福祉用具が日常生活の邪魔になることがあり、家族が一時的に場所を変えることがあります。利用者に身体機能の余裕がない場合、微妙に位置が変わることで転倒やケガにつながることがあるので、慎重に行う必要があります。特に夜間で薄暗い中での動作も事故の誘因になります。
人:家族が手すりを移動していた
人:本人が手すりが無いことに気づかなかった
環境:寝室が家族との共有スペースだった。夜間で薄暗かった
管理:福祉用具の設置位置を変更する場合、転倒等の危険が生じることを注意喚起する必要があった
※A4サイズで収まるPDFファイルが作成されます。