厚生労働省老健局
委託事業
Case:248
馬蹄形の歩行車を手すり代わりにしてベッドから立ち上がったため、車体が先に進んでしまい、前方へ転倒しそうになった
馬蹄形歩行車のような固定されていないものを補助として立ち上がること自体危険が伴います。立ち上がりにはベッド固定のベッド用グリップや床置き形手すりなど固定性の高いものを補助として利用しましょう。また、立ち上がり以外の動作でも、「勢いをつけて転倒」という例が目立っていますので、ゆっくりと確実に動作することも大切です。
人:利用者の身体状況の変化を把握していなかった
人:危険とは思っていたが、他に頼るものがなかった
環境:手すりなど、安全な立ち上がりをするための環境が整っていなかった
※A4サイズで収まるPDFファイルが作成されます。