厚生労働省老健局
委託事業
Case:244
歩行車のいすに利用者を座らせて、介助者が後ろから押したがうまく走行できず、バランスを崩して転倒しそうになった
基本的な使用方法の間違いが原因と考えられます。歩行車やシルバーカーに付属するいすは、利用者が歩行の合間に座って休憩をする目的で設計されています。車いすのように利用者を座らせたまま介助によって移動する用具ではありませんので、バランスを崩すほかにもキャスタが外れてしまったり、本体フレームが変形してしまうようなことが起こります。絶対にやめましょう。
人:間違った使用方法とは思っていなかった
モノ:人が座った状態で走行する目的の製品ではないことの表示がなかった
環境:正しい取扱いを説明してくれる人が周囲にいなかった
※A4サイズで収まるPDFファイルが作成されます。