厚生労働省老健局
委託事業
Case:381
電動車いすのフットプレートが定位置からズレたまま利用していた結果、前方から足が脱落し地面と接触、巻き込まれそうになる
電動車いすに限らず、フットプレートの前方から足が落ちるというヒヤリハットは、そもそも座位が崩れ臀部位置が前方に滑り出ている状態で起こりやすくなります。さらにこのケースではフットプレートが適切な位置からズレており、日常的な保守点検にも問題があったと考えられます。
人:股関節が固く、腰を座面奥に入れた適切な座位が取りづらかった
モノ:狭い場所を通ることが多く、頻繁にフットプレートを壁にぶつけていた
モノ:フットプレートが日常の利用で壁にぶつけるなどして後方にズレており、足が落ちやすい状態だった
環境:車いすを点検整備してくれる人がいなかった
管理:購入して利用している車いすで、保守点検が行われていなかった
※A4サイズで収まるPDFファイルが作成されます。