厚生労働省老健局
委託事業
Case:413
送迎の際、スロープに前輪のみを乗せた状態でベルトを取りに車内に入ったところ、車いすがバランスを崩し後方に転倒しそうになる
車いすの後方への転倒は様々な場面で起こっています。福祉車両の後方スロープは車種ごとに傾斜角度が異なり、傾斜の強いタイプでは後方への転倒リスクが高まります。車いすの大きさや種類によっても転倒しやすさは異なりますが、どのような車種、車いすであっても、その場を離れる場合は平坦な場所に留め置くことが原則です。また、このような事態を防ぐ点からも送迎計画には余裕を持ちたいものです。
人:スロープ端部に車いすの前輪を載せておいた方が効率良く乗り込むことができると思った
人:送迎計画に余裕がなく作業効率を優先させてしまった
モノ:スロープの傾斜が大きいタイプの福祉車両であった
モノ:車いすが体格に対し小型で、後方に転倒しやすい重心バランスであった
管理:車両への乗り込みに対する手順が決められていなかった
※A4サイズで収まるPDFファイルが作成されます。