厚生労働省老健局
委託事業
Case:417 NEW
乗車の順番を待っていた利用者が車両に手をかけていたことに気づかず運転席からの操作でスライドドアを閉めたところ、挟んでしまった
福祉車両のみならず、スライドドアに手を挟む事故には注意が必要です。特に運転席から操作が可能な電動式の場合、運転者からは死角となる箇所に手などが出ている可能性を想定しながら声掛けだけではない安全確認が求められます。乗車する利用者の認知機能などの状態によっては運転席からの操作を避け、ドアサイドで目視しながら開閉する手順をルール化することも検討しましょう。
人(介護者):出発が遅れており焦っていた
人(介護者):ドアが動き始めれば手を離すだろうと思っていた
人(利用者):ドアが自動で閉まると思っていなかった
モノ:運転席からドアまわりが死角となって見えづらかった
管理:余裕のある送迎計画が立てられていなかった
※A4サイズで収まるPDFファイルが作成されます。