Case:372
バス停で降車した乗客の杖が扉に挟まったことに運転手が気付かず、発進しそうになる
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電車やバスのドアには異物の挟み込みを検知する機能が備わっていることが一般的ですが、杖や腕のような細いものだと検知しないこともあります。特に路線バスは高齢者の利用も多く、乗降に時間がかかることから、挟まれ事故が発生しやすいと考えられ、十分な乗降時間の確保やドア開閉前の目視確認などの配慮が望まれます。
人:(運転手)人が完全に降りたのが確認できたので、発進しても大丈夫だと思った
人:(利用者)歩行が不安定で、素早い乗り降りができなかった
モノ:バスの安全装置は、挟まれる異物が細いと検知できなかった
環境:渋滞で遅れがちな運行状況だった
管理:人が降りても杖やカバンなどがはさまれている可能性があることの注意喚起が足りなかった
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