厚生労働省老健局
委託事業
Case:385
踏切を渡り終える直前に下りてきた遮断機に身体が引っかかって転倒し、列車にはねられそうになった。
遮断棒は、踏切内に取り残されないように車両であれば押し壊して、歩行者であればくぐり抜けて通過ができますが、全高1m程度のハンドル型電動車いすでは車いす本体はくぐり抜けても運転者が挟まれることが考えられます。踏切内に取り残されないよう余裕をもってわたりきることが大切ですが、万一閉じ込められてしまったら、遠慮せずに周囲の人に助けを求めましょう。
人:耳が遠く、警報音が鳴っているのが聞こえなかった
環境:渡りきるのに時間がかかる幅の広い踏切だった
環境:遮断棒が、車いすのハンドル部はくぐり抜けて、身体に直接当たる高さだった
管理:踏切内に取り残された場合の脱出方法について検討されていなかった
※A4サイズで収まるPDFファイルが作成されます。