厚生労働省老健局
委託事業
Case:379
長年の使用で車いす用段差解消機のテーブル面に傾斜ができており、下降中に車いすが動いて転落しそうになる
基本的には設置面の補強を行なうなどの事前対策が求められ、土の地面では長年の風雨等で傾くことが考えられます。また地面から伸びた植物が故障の原因となることも考えられますので、そもそもの設置状況が不適切であり危険であったと判断されます。多くの昇降機には転落防止目的の脱輪止めが設けられていますが、低いものだと大車輪側からの動きを止めることができない可能性もあり、過信は出来ません。
人:地面が土でも固そうだったので大丈夫だと思った
モノ:重いタイプの車いすだった
モノ:車いすのブレーキの効きが甘かった
環境:設置する地面が土だった
管理:土の地面では設置できないことを徹底していなかった