厚生労働省老健局
委託事業
Case:394
門型のリフトで介助なし単独での移乗をしていたところ突然動かなくなり宙吊り状態になってしまう
多くの機器では故障なども想定し、「操作は必ず介助者が行う」と取扱説明書に記載されており、不適切な使用方法の結果のヒヤリハットと考えられます。一方でやむを得ず単独使用になる時には緊急時に連絡ができる機器を備えるなど、支援者が駆けつけられる体制についても考慮しましょう。
人:バッテリーが劣化しても突然止まるようなことはないと考えていた
人:本人の自立した生活を考えると、問題のある使用とわかっていても止めることができなかった
モノ:バッテリーが劣化していた
環境:訪問介護の利用時間に制限があり、単独でリフト利用せざるを得なかった
管理:バッテリーの交換時期を管理していなかった
管理:緊急時に支援者を呼ぶ体制がなかった