Welcome to association for technical aids' home page
事例詳細
厚生労働省老健局
委託事業
Case：400
サイドレール受けの樹脂カバーが破損していることに気づかず足を怪我しそうになる
場面の説明
サイドレール差し込み部の樹脂カバー下面が破損して鋭利になっており、立ち上がりで足を引きこむ際に皮膚を引っ搔いた
寝室
解説
サイドレール受けなどの樹脂部分は破損すると鋭利な状態となり、そのまま放置しておくことは危険です。車いすのアームサポートなどでも同様の事故が起こっており、利用中に気づいたら貸与事業者に連絡するなど、早急な対応が必要です。また、用具を管理する事業者などでは、貸し出し前の点検やモニタリング時に見逃さないよう、点検項目として明確化することや、使用状況によっては早めにモニタリングを実施するとよいでしょう。
参考要因
人：納品前の点検で破損に気づかなかった
人：破損していることに気づいたが、借りているものなので連絡しづらかった
モノ：車いすなどとの接触で破損しやすい箇所だった
管理：点検項目に入っておらず、チェックされなかった
関連する事例（利用シーン）145件
-
Case:43
ベッドを最大の高さにしたまま、介助者が目を離してしまい、利用者が落下しそうになる
-
Case:317
無理な介助で移乗中に車いすのブレーキレバーにお尻を強打し、ブレーキレバーが曲がってしまう
-
Case:37
ベッドの柵（サイドレール）を差し込む穴に指を入れ、ケガをしそうになる
-
Case:53
冬場から利用していた防水タイプのマットレスにムレが生じる
-
Case:364
起き上がり時にベッドと手すりの隙間に足が挟まる
-
Case:190
寝返りさせたところ、拘縮がひどいためベッドの柵（サイドレール）にぶつかってしまいケガをしそうになる
-
Case:129
座った勢いで車いすが横にぐらつき、転倒しそうになる
-
Case:210
シートごと、ベッドから転落しそうになる
-
Case:134
車いすをとろうと身を乗り出しすぎ、転落しそうになる
-
Case:47
ベッドの高さを下げたとき、脇にあったポータブルトイレを破損させる
-
Case:40
ベッドを上げ過ぎて、利用者の足が床から離れ、前方へ転落しそうになる
-
Case:27
足側にズレた利用者の身体を、介助者が戻そうとして、ケガをしそうになる
-
Case:203
寝返りさせたところ、顔がベッドの柵（サイドレール）にぶつかってしまいケガをしそうになる
-
Case:197
寝返りをする際に手元スイッチを誤ってつかんでしまい、フックが切れて、バランスを崩しそうになる
-
Case:9
ブレーキの効きが悪くなり、移乗時に転倒しそうになる
-
Case:213
介助者の手が触れて電源が落ちてしまい、空気が流れなくなる
-
Case:228
床面とベースのわずかな段差につまづき、転倒しそうになる
-
Case:25
ベッドの背上げをしていた際に、腕をベッドの柵（サイドレール）に挟み、ケガをしそうになる
-
Case:32
ベッドの柵（サイドレール）にかけた手元スイッチに誤って触れてしまい、ケガをしそうになる
-
Case:204
落ちた手元スイッチを拾おうとして、ベッドの柵（サイドレール）から腕が抜けなくなったり転倒しそうになる
