Welcome to association for technical aids' home page
事例詳細
厚生労働省老健局
委託事業
Case：271
座面が回転してバランスを崩し、転倒しそうになる
場面の説明
座面が回転する入浴用いすだったが、座面が固定されていない状態で立ち上がったためバランスを崩し、身体が投げ出されてしまった
解説
座面が回転する入浴用いすでは、決まった回転角度で自動的にロックがかかり回転を止める機構になっているものが主流ですが、中途半端な角度では固定されません。また、石けんカスや経年劣化で正常に機能しないケースもあり、座面が回転して転倒することが複数報告されています。立ち座りなど動作をする前に、座面がしっかりと固定されているかどうか確認をすることで、このような危険を回避できます。
参考要因
人：座面が固定されていると思った
人：ロック機構が壊れていたがそのまま使用していた
管理：用具が壊れていないかどうか定期的に点検する体勢が整っていなかった
※Ａ４サイズで収まるＰＤＦファイルが作成されます。
関連する事例（利用シーン）43件
-
Case:276
方向転換をしたときに本体が外れてしまい、溺れそうになる
-
Case:406
吊り上げ式リフトのベルトがねじれていることに気づかず操作した
-
Case:267
前かがみになったところ、入浴用いすが前傾して転落しそうになる
-
Case:421
リモコンが壊れリフトが動かなくなった
-
Case:94
排水口によって入浴用いすにガタツキが生じ、転倒しそうになる
-
Case:83
リフトを使用中、利用者の身体が回転してしまう
-
Case:102
浴槽内いすの天板が外れ、転倒しそうになる
-
Case:348
介助動作中に入浴用介助ベルトが破断してしまう
-
Case:270
脚の高さが違っている状態で座ったため、転倒しそうになる
-
Case:260
浴槽縁面と座面との間に高低差ができ、転落しそうになる
-
Case:282
ぬめりが生じていたことから、すべって転倒しそうになる -
Case:281
裏表を間違えて、マットごとすべりそうになる -
Case:101
浴槽内いすが急に動き、バランスを崩して浴槽内でおぼれそうになる
-
Case:416
機械式浴槽が上昇した際に、反対側で洗身していた利用者の脚を挟んでしまった -
Case:84
ストラップがはずれ、バランスを崩し転落しそうになる
-
Case:98
入浴用いすに座った利用者の身体を洗う際に後方へ転倒しそうになる
-
Case:111
リフトでの入浴中、利用者の身体が浮き、頭部が沈みそうになる
-
Case:395
機械浴槽のストレッチャーの隙間に腕が挟まり怪我をしそうになる
-
Case:99
リクライニングさせたとき、利用者の身体が前方へすべり落ちそうになる
-
Case:92
背中を洗う際に利用者が前方にすべり落ちそうになる
