厚生労働省老健局
委託事業
Case:326
大柄の身長を考慮してベッドを選定したが、20度背上げした状態で過ごす際に、尖足のためフットボードに足先があたり褥瘡になりそうになった
大柄の身長を考慮してベッドの選定に配慮したが、背上げ状態で過ごす際に、足の尖足と、背上げ時の足元へのずれが考慮されておらず、足先がフットボードにあたって褥瘡になりそうになった事例です。住環境の広さにもよりますが、尖足による下肢長の延長や身体のずれも考慮したベッド長の選定が必要です。また、背上げ時に大きくずれないような介助方法、ずれたら戻す介助習慣をつける必要があります。
人:尖足のため下肢長が伸びていた
モノ:ベッド長があっていなかった
モノ:背上げ時に足元へ身体がずれやすいベッドの状況があった
管理:背上げ時にずれない介助方法や、ずれた時に戻す介助方法を指導されていなかった