厚生労働省老健局
委託事業
Case:206
ベッド用グリップのアームを閉じ忘れたため、寝返りをした際に足が落ちてしまい、転落しそうになった
ベッド用グリップの多くは「柵」としての役割も果たす構造ですが、立ち上がりを補助する手すりの位置では、ベッドの柵(サイドレール)よりも短くなりベッドから落ちるリスクも高まります。この事例でも、普段は「柵」として機能する位置にセットして就寝していたが、たまたまその日は忘れてしまっていたと報告されており、些細なうっかりが事故につながりかねないことを示しています。
人:ベッド用グリップのアームを開いたまま寝ていた
人:転落防止の対策を怠った
人:寝相が悪かった
モノ:足元にベッドの柵(サイドレール)が設置されていなかった