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事例詳細

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Case:387

可搬型階段昇降機(リフトアップ式)を利用中の本人が手すりを握ってしまい、バランスを崩しそうになる

場面の説明

階段を登っているとき、本人が手すりにつかまってしまい、バランスを崩しそうになる

Case387画像
利用シーン
主な利用場所
階段階段
介護保険の種目
移動用リフト(つり具の部分を除く)移動用リフト(つり具の部分を除く)
分類コード(CCTA95)
183012(自走式階段昇降機)
介護テクノロジー

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解説

リフトアップ式の可搬型階段昇降機は、階段上で介助者がバランスを取りながら操作しますが、本人が手すりにつかまるなどで力が加わると容易にバランスが崩れてしまいます。恐怖感から無意識に手が出てしまうとも考えられるので、可能性のある場合には手が出ないようなホルダーを利用するなど、事前に対策を検討することが大切です。万一握ってしまって離さないときには、いったん操作を止め安全な状態に静止させてから対処します。

参考要因

人:本人は使い始めて日が浅く、怖かった
モノ:バランスを崩しそうになった時に、自動的に停止するなどの機能が無かった
環境:つかまりやすい位置に手すりがあった
管理:想定される危険の検討がなされていなかった

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