Welcome to association for technical aids' home page
事例詳細
厚生労働省老健局
委託事業
Case：415
シャワーのあと車いすに移乗する際にフットサポートが接触してしまう
場面の説明
シャワー後の移乗で、本人に立位になってもらいシャワーキャリーと車いすを入れ替えようとした際、フットサポートが脚に接触、怪我をさせそうになる
浴室・脱衣所
解説
シャワーキャリーと車いすの入れ替えで利用者の脚にフットプレートを接触させてしまうケースの多くに、本人の立位が不安定で急いで入れ替えようとした、または介助者が利用者を支えながら片手だけで車いすを操作していた、という反省が聞かれます。いずれの場面でも「立位不安定」や「片手操作」という状態があること自体であらかじめ危険が予知され、そもそもの移乗方法自体が適切ではなかったと判断されます。
参考要因
人：このくらいの介助は一人で行うものと思っていた
人：限られた時間内で終了させようと焦っていた
環境：浴室が狭く2名介助ができなかった
環境：介助の速さが評価される職場の雰囲気があった
環境：移乗支援の用具が用意されていなかった
管理：立位が不安定になってきていることに対して日常の介助方法の見直しを行っていなかった
関連する事例（利用シーン）43件
-
Case:265
フットサポートに足をのせたまま立ち上がり、転倒しそうになる
-
Case:273
ふらついたはずみで入浴用いすをつかんでしまい、本体ごと転倒しそうになる
-
Case:99
リクライニングさせたとき、利用者の身体が前方へすべり落ちそうになる
-
Case:421
リモコンが壊れリフトが動かなくなった
-
Case:264
肘掛けを跳ね上げた方へ転落しそうになる
-
Case:276
方向転換をしたときに本体が外れてしまい、溺れそうになる
-
Case:101
浴槽内いすが急に動き、バランスを崩して浴槽内でおぼれそうになる
-
Case:84
ストラップがはずれ、バランスを崩し転落しそうになる
-
Case:100
浴槽手すりが急に動いてバランスを崩し、転倒しそうになる
-
Case:415
シャワーのあと車いすに移乗する際にフットサポートが接触してしまう
-
Case:56
吸着式の手すりが落下し、転倒しそうになる -
Case:292
入浴中にバッテリーが切れて、浴槽から出られなくなる
-
Case:141
腕をバックサポートとフレームの間に挟んでしまい、ケガをしそうになる
-
Case:260
浴槽縁面と座面との間に高低差ができ、転落しそうになる
-
Case:272
介助者の足がいすの脚に接触し、バランスを崩して転落しそうになる
-
Case:83
リフトを使用中、利用者の身体が回転してしまう
-
Case:98
入浴用いすに座った利用者の身体を洗う際に後方へ転倒しそうになる
-
Case:416
機械式浴槽が上昇した際に、反対側で洗身していた利用者の脚を挟んでしまった -
Case:406
吊り上げ式リフトのベルトがねじれていることに気づかず操作した
-
Case:267
前かがみになったところ、入浴用いすが前傾して転落しそうになる
