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事例詳細
厚生労働省老健局
委託事業
Case：299
キャスターを持ち上げて段差をあがろうとしたら、車いすが横にずれ転倒しそうになる
場面の説明
段差をあがろうとティッピングレバーを操作しキャスターを段上に上げたのち、ハンドルを持ち上げた。段差には左右方向の傾斜があった
解説
大車輪が段差の角（段鼻）に当たっていないまま持ち上げる誤った方法で段差昇降を行うと、車いすの動きが不安定になります。特に段上に傾斜がある場合、大車輪を持ち上げてしまうと低い方向へ流れます。大車輪を段差の角にしっかりと当て、車いすを持ち上げず前方に押し出す正しい操作方法の習得が大切です。
参考要因
人：正しい操作方法を習得できていなかった
環境：段差上に傾斜があった
環境：正しい操作方法を教えてくれる人がいなかった
※Ａ４サイズで収まるＰＤＦファイルが作成されます。
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