Welcome to association for technical aids' home page
事例詳細
厚生労働省老健局
委託事業
Case：326
フットボードに尖足（せんそく：足首が下向きに固まる）の足先があたり、褥瘡になりそうになる
場面の説明
大柄の身長を考慮してベッドを選定したが、20度背上げした状態で過ごす際に、尖足のためフットボードに足先があたり褥瘡になりそうになった
解説
大柄の身長を考慮してベッドの選定に配慮したが、背上げ状態で過ごす際に、足の尖足と、背上げ時の足元へのずれが考慮されておらず、足先がフットボードにあたって褥瘡になりそうになった事例です。住環境の広さにもよりますが、尖足による下肢長の延長や身体のずれも考慮したベッド長の選定が必要です。また、背上げ時に大きくずれないような介助方法、ずれたら戻す介助習慣をつける必要があります。
参考要因
人：尖足のため下肢長が伸びていた
モノ：ベッド長があっていなかった
モノ：背上げ時に足元へ身体がずれやすいベッドの状況があった
管理：背上げ時にずれない介助方法や、ずれた時に戻す介助方法を指導されていなかった
※Ａ４サイズで収まるＰＤＦファイルが作成されます。
関連する事例（利用シーン）93件
-
Case:321
ベッド柵を外してしまわぬよう紐でしばっていたが、ベッドのベースフレームとしばってしまい、高さ調整の際に柵が破損しそうになる
-
Case:198
杖が倒れて挟まってしまい、頭側が下がらなくなってしまう -
Case:200
座った時にバランスを崩し、後方へ転倒しそうになる
-
Case:40
ベッドを上げ過ぎて、利用者の足が床から離れ、前方へ転落しそうになる
-
Case:32
ベッドの柵（サイドレール）にかけた手元スイッチに誤って触れてしまい、ケガをしそうになる
-
Case:202
ついた手がすべってしまい、転落しそうになる
-
Case:229
床置き形手すりが外れてしまい、転倒しそうになる
-
Case:23
ベッドの柵（サイドレール）とベッドの柵（サイドレール）の間に首を挟み、重傷事故に遭いそうになる
-
Case:207
膝がベッド用グリップのアームとマットレスの隙間に入り込み、抜けなくなってしまう
-
Case:400
サイドレール受けの樹脂カバーが破損していることに気づかず足を怪我しそうになる
-
Case:29
ベッド用グリップにパジャマがひっかかり、転倒しそうになる
-
Case:401
介護ベッドのキャスターが誤った位置に取り付けられており、足をぶつけた
-
Case:46
ベッド用グリップにガタツキが生じ、利用者がバランスを崩し、転倒しそうになる
-
Case:318
介護者がコンセントを抜いてしまって、空気が抜けてしまう
-
Case:51
ベッド用グリップのストッパー（開閉レバー）に指を挟み、ケガをしそうになる
-
Case:201
キャスタのロックがかかっておらず、ベッドが移動して転倒しそうになる
-
Case:302
徘徊を感知しようとマットを敷いたが、そこをよけて部屋から出てしまう
-
Case:420
腋下に入れたパッドの挿入が不十分で外れ、転倒しそうになった
-
Case:53
冬場から利用していた防水タイプのマットレスにムレが生じる
-
Case:194
背ボトムと足側に設置していたベッド用グリップの間に首を挟まれ、ケガをしそうになる
