厚生労働省老健局
委託事業
Case:387
階段を登っているとき、本人が手すりにつかまってしまい、バランスを崩しそうになる
リフトアップ式の可搬型階段昇降機は、階段上で介助者がバランスを取りながら操作しますが、本人が手すりにつかまるなどで力が加わると容易にバランスが崩れてしまいます。恐怖感から無意識に手が出てしまうとも考えられるので、可能性のある場合には手が出ないようなホルダーを利用するなど、事前に対策を検討することが大切です。万一握ってしまって離さないときには、いったん操作を止め安全な状態に静止させてから対処します。
人:本人は使い始めて日が浅く、怖かった
モノ:バランスを崩しそうになった時に、自動的に停止するなどの機能が無かった
環境:つかまりやすい位置に手すりがあった
管理:想定される危険の検討がなされていなかった
※A4サイズで収まるPDFファイルが作成されます。