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Information on accidents and near-misses of welfare equipment

事例詳細

厚生労働省老健局
委託事業

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福祉用具「事故・ヒヤリハット」情報の取り扱い

Case:290

上昇した際、本体とサッシ枠に足が挟まり、ケガをしそうになる

場面の説明

座面角度をつけた車いすを使用していたため、フットサポートが通常よりも前方に位置しており、上昇時に利用者の足がサッシ枠との間に挟まれてしまった

Case290:上昇した際、本体とサッシ枠に足が挟まり、ケガをしそうになる
利用シーン
主な利用場所
介護保険の種目
分類コード(CCTA95)
183006(段差解消機)
介護テクノロジー

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解説

座面のティルト機構を備えた車いすは、フットサポートが標準型の車いすよりも高く位置しているため、段差解消機の脱輪止めが機能しない場合があります。この部分には接触を感知して昇降を自動停止させるような安全装置が付かない機種もあり、挟み込みによって大ケガに至る可能性があります。複数の福祉用具を組み合わせて使用する場合には、個々の用具が想定しえない危険が発生してしまうこともあり、一層の注意が必要です。

参考要因

人:利用者の足がぶつかるとは思っていなかった
モノ:テーブル面よりも全長が長い車いすだった

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  • Case:189 上下逆さまに使用しており、思わぬ方向に動いて転落しそうになる

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  • Case:387 可搬型階段昇降機(リフトアップ式)を利用中の本人が手すりを握ってしまい、バランスを崩しそうになる

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  • Case:301 側壁に車いすのキャスターが接触し、操作に手間取っていたら突然スロープが段から外れ、落下してしまう

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  • Case:36 手元スイッチのコードが断線し、ベッドが操作不能となる

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  • Case:288 傘を持ちながら下りようとして、脱輪しそうになる

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  • Case:329 昇降座椅子を上昇させた際に足が浮いてしまい転落しそうになる

    Case:329
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  • Case:360 床走行リフトの支柱に足をぶつけて、ケガをしそうになる

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  • Case:120 自力でスロープを上っているときに、後方へひっくり返りそうになる

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  • Case:194 背ボトムと足側に設置していたベッド用グリップの間に首を挟まれ、ケガをしそうになる

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  • Case:260 浴槽縁面と座面との間に高低差ができ、転落しそうになる

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  • Case:219 上下を間違えて設置したことにより、キャスタが引っかかってしまう

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  • Case:198 杖が倒れて挟まってしまい、頭側が下がらなくなってしまう

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  • Case:184 電話機と間違えて操作し続けたため、ベッドが最大高まであがってしまう

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  • Case:196 操作ボタンの配置を間違って認識していたことで、誤操作をして転落しそうになる

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  • Case:223 うまくキャスタを乗せられず、操作を繰り返すうちにスロープが外れてしまう

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  • Case:388 可搬型階段昇降機(リフトアップ式)を操作中、本人の姿勢を支えようと手を伸ばしたら、昇降機が前方に傾いた

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